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肩・肘の関節痛

●肩の場合
「五十肩」と呼ばれる肩関節痛の症状を一度は聞いたことがありませんか?
40代から50代の方に多く発症するので「四十肩」「五十肩」とよばれていますが、若くても高齢になっても発症する関節痛の一つです。

「五十肩」は肩関節周囲炎といい、肩の関節の周りの炎症によっておこるのです。
ですから、肩の筋肉が張って痛む「肩こり」とは痛い、肩関節と腕にかけて痛みを伴います。

五十肩になる原因は、やはり骨の老化と考えられてはいますが、はっきりとした原因はわかっていません。
痛みを突然 感じたとたん、腕が上がらなくなると言われています。
安静時はもちろん、肩を上げたり下げたりする上下運動が痛みで出来なくなります。

五十肩を経験した方には、トイレが一番困ったと、おっしゃった方がいました。
下着を上げたり下げたりすることができなかったのだそうです。
腕を思いっきり上に上げるわけでもないのに、そんな動作も困難になるのですね。

また、慢性してくると、夜寝ていても痛みを伴うようになります。
もちろん、このような症状が出たら、我慢も限界でしょう。
病院へ駆け込む方がほとんどです。

では、五十肩にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?
一番の予防は、姿勢を良くする事です。
テレビを見る時やくつろぐ時、寝転ぶ方は多いのではないでしょうか。
確かに楽ですよね。
でも、このような姿勢の悪さが肩に負担をかけているのです。

さらには、肩の血行をよくすることが大事です。
普段から、お風呂の中で十分に温めて、軽い運動をするなどして関節痛の予防に努めましょう。


●肘の場合
膝や腰の関節痛に比べて、さほど障害がないのが肘の関節痛です。
肘は、主にスポーツをしている人に多い病気というだけあって、その病名もほとんどにスポーツの名前がついているのですよ。

野球肘、テニス肘、ゴルフ肘・・・
すべて肘を使いすぎているために起こる関節痛です。

野球肘は、その名のとおり野球をしている方、特にピッチャーに多い関節痛です。
投球フォームや投球数などによっても違いますが、ひどいと軟骨に傷がついて骨のかけらが関節内を動き回るので、痛みで腕を曲げたり伸ばしたりできなくなります。

プロ野球選手はもちろん、少年野球に熱心な子供にも多いと言われています。
特に子供は、骨や筋肉などが成長途中ですから、必要以上の練習のやり過ぎが、肘を痛めてしまうことになりかねません。
強くなりたい、上手になりたい・・・と熱心に練習に励む子供や親御さん。
もしかしたら将来、プロ野球選手になるかもしれない大事な腕です。
決して酷使することなく、子供の年齢に合わせた投球数にする、終わった後は、アイシングをするなどのケアが必要ですね。
肘の内側や外側を軽く押して痛がるようなら、関節痛が始まっているのかもしれません。
すぐに病院でみてもらいましょう。

また、テニス肘・ゴルフ肘は、テニスやゴルフのやりすぎだけが原因ではありません。
肘や手首の使いすぎにより、肘の外側が炎症を起こす関節痛をこのように言うのだそうです。
最近では、パソコンの使いすぎで、手首や肘の関節痛を訴える方は増えています。

肘関節痛になったら、まずは腕を使うのはやめるようにします。
病院で、消炎鎮痛剤や湿布を処方してもらいましょう。
さらには、温熱療法や運動療法の治療が行われる場合もあります。
早く治すには無理をしないことがコツでしょうね。

         

1.関節痛の部位と種類

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